防水工事とは、防水層の状態や工法などをしっかり調査や診断し、必要に応じてリニューアルしていくことです。

コンクリートは、初期硬化収縮によって小さなヒビが発生し、それは気温の変化や建物の揺れなどで大きくなっていきます。

さらに、そのヒビから雨水などが侵入してくると外壁自体が劣化してしまいます。

放っておけば、天井や壁にシミができたり、カビが生えたりしてしまうことがあります。

そのままの状態にせずに、しっかりと対策をして資産価値を維持し、快適な生活空間を保ちましょう！

防水工事は夏と冬は避けた方が良いと言われています。

理由として、夏は暑さでゴムがのびやすく、冬は寒さで収縮してしまうため、真逆の季節（夏なら冬、冬なら夏）になると防水シートや塗装がひび割れたり、たるんだりという事態につながるからです。ただし、現在の防水シートはある程度の余裕が持たれており、季節に関係なく施工しやすく、失敗が起こりにくい作りになっています。

天候面で見ると湿気の多い梅雨の時期は控え、乾燥しやすい冬前の秋や梅雨前の春に防水工事を行うのが最適です。

また、価格を考えるのであればあえて控えるべき時期に頼むのも一つでしょう。

週間天気によっては日程が組めるかも知れませんし、場合によっては施工業者側も金額を安くしてもらえるかも知れません。